経営難で松本市の指定管理者が撤退した乗鞍高原いがやスキー場(同市安曇)を巡り市は、近くの大型スキー場のMt.乗鞍の運営会社「のりくら総合リゾートサービス」に貸し付けると発表した。同社は、両スキー場の共通リフト券を発行するなどして今期も営業を継続する。

貸し付け期間は12月25日〜来年3月15日で賃料は1期で約150万円。来期以降も契約更新する方針。

同社は、いがやスキー場の名称を「スノースマイル」に変える。Mt.乗鞍から通じる約3キロの林道を滑れるようにしたり、家族で雪遊びできる場所を設置したりして全国有数の大規模ゲレンデとしてPRする予定。

いがやスキー場は、イタリアで開催された1956年冬季五輪のスキー回転の銀メダリスト、猪谷(いがや)千春さんが練習したことにちなんで命名された。年間利用客は92年ごろの約3万人をピークに、ここ数年は約7000人に減少。毎年2500万〜3000万円の赤字が続いていた。
(毎日新聞)