紅葉した木々や道沿いの草木にうっすらと雪が積もった志賀高原。一足早い冬景色にカメラを向ける姿も見られた=3日午前11時15分3日朝の県内は、冬型の気圧配置となり北から冷たい空気が流れ込んだ影響で冷え込んだ。長野地方気象台は下高井郡山ノ内町の志賀高原横手山などで初冠雪を確認。平年より19日早い。軽井沢5・0度、松本7・9度など各地で最低気温が平年を4・9度から1・4度下回る10月上旬―下旬並みの寒さ。東御は今季最低の4・7度を観測した。

下高井郡山ノ内町の志賀高原横手山スキー場近くでは、山の斜面にある木々や、沿道で紅葉し始めた草木にうっすら雪が積もった。茨城県日立市から親子3人で写真撮影に訪れた黒岡和夫さん(72)は「紅葉目当てで来たが、秋と冬が同居する光景に出合えて幸運」と、白い息を吐きながらシャッターを切っていた。

横手山頂ヒュッテの高相重信社長(71)によると、昨年より3週間ほど早め。「見頃を迎える紅葉とのコントラストが楽しめそう」と話した。

一方、大町市街地では午前11時前、北アルプス後立山連峰を覆う雲が切れ始め、午後0時半に爺ケ岳(2669メートル)山頂の初冠雪が確認できた。山麓の深緑や中腹で色づき始めた紅葉との競演に足を止めて見入る市民の姿もあった。
(信濃毎日新聞)