◇市が480万円補助
今年3月で廃止となった米沢市営小野川スキー場が地元・小野川温泉街などで結成したNPO「おのがわ」(二階堂富太郎理事長)の運営で今冬、12月23日の年末年始から3月中旬までの土、日曜、祝日だけ再開オープンする。米沢市も今年度の一般会計補正予算で運営費480万円を補助する。

NPO「おのがわ」はスキー場の土地を所有する「小野川開発」や、温泉旅館組合、商業組合、観光協議会などが組織した。温泉をはじめホタル、雪などの自然環境による温泉街活性化やスキー普及をし、青少年の健全育成を図るとして県に法人認証手続き中。12月初めには設立登記する。

収支計画によると、収入はリフト代200万円とNPOの入会金・会費計59万円と市補助金を入れた計739万円、支出はリフト設備保守点検警備委託料150万円やリフト要員などの人件費を見込む。市は市所有のリフト機械とスキーセンター(建物)を今年度無償貸与し、来年度以降も経営計画を検討し運営を支える補助金を出し、設備を来年度以降に無償譲渡する考え。

スキー場存続活動をした小野川温泉観光協議会会長の蔦幹夫副理事長は「市から地元にやる気があれば協力するとの意向で、温泉旅館組合など地元で協議し地元振興へまとまってNPOを作った。料金の見直しや夏場の利活用など市民にアピールしていきたい」と意欲を見せている。
(毎日新聞)