■スキー伝来100年

県内にスキーが伝来して来年1月で100周年を迎えるのに合わせ、官民一体でスノースポーツの人口拡大とスキー場振興を図ろうと、「スノーリゾート信州」プロモーション委員会の設立総会が9日、県庁で開かれた。「信州はスノーリゾートの新世紀へ!」を統一標語に、県内スキー関係者が一体となって、さまざまな振興施策に取り組んでいくことを確認した。

委員会は、県や市町村、県索道事業者協議会、県旅館ホテル組合会、県体育協会、スキー関連企業などで構成。従来の発想にとらわれない取り組みでスノーリゾートの魅力を発信することを基本方針に、今年度事業として、(1)子供を中心としたスノースポーツ人口の拡大(2)世界に通用する「NAGANO」ブランドの確立(3)スキー発祥100周年を記念する特別キャンペーンの実施−などを計画する。

設立総会では、索道事業者協議会が「昨年は県内の小学生13万人にリフト無料券を配ったが回収は1万人、実質では3千人しか呼び込めなかった」と、スノースポーツへの関心が薄れていることへの強い危機感を表明した。

これを受けて、「スキーに興味ない人たちをどう誘客するか」「利用者数など具体的な数値目標を掲げて事業展開をすべきだ」「健康志向のスノープログラムをアピールする」などの活発な意見が相次ぎ、阿部守一知事も「これまでスキーに興味がなかった人々も引きつける努力が必要だ」と答えていた。
(産経新聞)