五輪の金メダルに続き人生の伴侶もゲットした谷本04年アテネ、08年北京両五輪の柔道女子63キロ級金メダリスト・谷本歩実さん(30)=コマツ柔道部コーチ=が10日、06年トリノ五輪スノーボードパラレル男子大回転代表の鶴岡剣太郎(36)と今月1日に都内で婚姻届を提出したと発表した。お相手の鶴岡はトリノ五輪28位。千葉県出身で山形・羽黒高から仙台大へ進んだ。186センチ、88キロの恵まれた体を生かして活躍し、現在は後進の指導に尽力している。

谷本さんの母・洋子さんによれば、2人は結婚を前提に数年前から交際しており「8月4日が歩実の30歳の誕生日だったので、29歳のうちに婚姻届を提出したかったようです。妊娠はしていません」と話した。挙式は未定。まだ同居しておらず、今後は都内に新居を構えるという。

谷本さんは4日に現役時に痛めた左前十字じん帯の再建手術を都内の病院で受け、現在入院中。所属先のコマツを通じ「お互いの五輪出場経験を生かし、子どもたちのスポーツの発展や育成などの活動に今後も2人で力を合わせて取り組んでいきたい。多くの子どもたちに実技を通し一本柔道を伝えていきたい」とコメントした。

週明けに退院予定だが、23日開幕のパリ世界柔道には行かず、63キロ級の妹・育実(27)らが出場する全日本実業個人選手権(27〜28日、兵庫・尼崎市記念公園)に帯同する。
◆谷本 歩実(たにもと・あゆみ)1981年8月4日、愛知・安城市生まれ。30歳。「平成の女三四郎」の異名を持ち、女子63キロ級で出場した04年アテネ、08年北京の両五輪は史上初の2大会連続オール一本勝ちで連覇。09年4月に右膝前十字じん帯を断裂して手術。10年9月に現役引退し、コマツ柔道部コーチとして指導。得意技は一本背負い、内また。158センチ。家族は両親と兄、妹。
(スポーツ報知)