スキー場整備などについて議会で説明する瀬戸普王滝村長=村役場で王滝村のスキー場「おんたけ2240」の指定管理者が撤退した問題で、村は28日、当面のスキー場整備費用などを盛り込んだ1億926万1000円の公営企業観光施設事業会計補正予算案を村議会に提出し、賛成多数で可決された。村は今後、整備を進めつつ、新たな指定管理者を探す。

整備するのはクワッドリフトなど4本で、ゴンドラリフトは対象外。従来、村は下部ゲレンデを除く整備費用を1億3500万円程度と見積もっていた。しかし、その後の精査で、約2億円かかることが分かったことなどから、ゴンドラを外した。

補正予算の内訳は、リフトやゲレンデ設備修繕に7537万円、整備の光熱水費952万円など。財源は財政調整基金を取り崩した。

村は7月以降、順次整備する。瀬戸普村長は補正予算が可決されたことに「担い手を見つけるには環境を整える必要がある。一歩前に進んだ」と話した。

ただ、来季営業に間に合うように新たな運営企業を探すのは厳しい状況は変わっていない。村はこれまで、担い手が見つからない場合、一季に限り村が運営する方針を示している。 
(中日新聞)