THM20110530-0009343-0010150北海道の自然を愛する関西出身のスノーボード愛好家2人が帯広市大正町に移住、国道236号沿いのレストランセバ=芹沢忍さん(69)経営=前でたこ焼き屋「ラスタコ」を開いた。

道産の小麦粉・タコなど材料を選び、本場大阪の秘伝製法のたこ焼きは地元に大評判だ。2人は障害者らと暮らす施設の管理人にもなり地域に溶け込む。「魂のこもったたこ焼きの味で大正の活性化を」と意気込む。

開店したのは矢車禎靖(よしのぶ)さん(42)=滋賀県大津市出身=と伊庭健(たけし)さん(40)=大阪府堺市出身。2人は熱烈なスノーボード愛好家で、道内のスキー場に通いリフト係で働くうちに知り合った。

北海道の移住先を探し、芹沢さんと知り合って大正町への移住とたこ焼き屋の開店を決意。大阪の有名店のレシピで3月まで岐阜県郡上市で営業していた人気店「ラスタコ」から、店名と秘伝の製法を受け継いだ。
たこ焼きの製法は「子供のころから親しんできた方法。

ゆっくり優しく作る」と2人。食材は十勝産ホクシンを中心にした小麦粉、留萌産のタコ、中札内産の卵を使う。昆布・カツオのだしを入れた生地を前日夜に仕込む。ソースは大阪から2種類を取り寄せてブレンドする。

「注文を受けてから約15分待ってもらって、焼きたてのたこ焼きを」と6個350円、8個400円で提供する。

6月1日の本格オープンを前に5月29日午後、レゲエの象徴ラスタカラー(赤、緑、黄色)の看板を立てプレオープンすると次々に客が来た。

レゲエ音楽が流れ、「お待ちどうさん、おおきに」と関西弁でたこ焼きを受け取った家族らは、外がサクサク、中がとろりとしたたこ焼きに「おいしい!」と感嘆した。

2人は障害者らと暮らす施設の管理も担い「ここは最高の場所。コンサートなども開いて地域を楽しくしたい。冬には思いっきりスノーボードを」と意気込み、芹沢さんは「刺激になるね」と喜ぶ。

営業時間は火〜金曜午後2時〜同8時ごろ、土・日曜が午後2時〜同10時ごろまで(いずれも生地がなくなり次第終了)。月曜定休。イベントへの出張も行う。問い合わせはセバ(0155−64−4308)へ。
(十勝毎日新聞社)