東日本大震災で甚大な津波被害を受けた山元町の被災者49人が16日、蔵王町遠刈田温泉のみやぎ蔵王えぼしスキー場でスイセンを観賞し、心を癒やした。

同スキー場を運営する宮城蔵王観光が蔵王町と協力して、被災者を招いた。山元町の避難所からマイクロバス2台に分乗して訪れた被災者たちは、ゲレンデ一面に見事に咲き誇るキングアルフレッドなど30種、50万株のスイセンを観賞。蔵王の春を満喫した様子だった。その後、同町内の黄金川温泉で日帰り入浴を楽しんだ。

山元町花釜地区で被災した岩佐吉則さん(65)と公子さん(63)の夫婦は「奇麗に咲き誇る花を見て、元気が湧き、心が洗われました」と話していた。
(毎日新聞)