ニセコグラン・ヒラフスキー場で1シーズンの総滑走距離を競う「標高差コンテスト」で、大阪府枚方市の池田興亜(おきつぐ)さん(69)が、5連覇を確実にした。

池田さんは「けがと風邪に気をつけ、毎日楽しんできた結果。好きなことを続けさせてくれた家族に感謝したい」と喜んでいる。

スキー場が毎年企画しており、ホテルニセコアルペン前から頂上までの標高差約940メートル分を、リフトで移動するごとに1ポイントとなり、乗車記録の累計から滑走記録を割り出して競う。今年は国内外の892人が参加した。

池田さんは町内の下宿を拠点に、例年より1週間ほど遅い1月12日に滑走を始めた。2月上旬には首位に立ち、その後は独走。21日までに1937ポイントを獲得し、2位(812ポイント)に2倍以上の差を付けている。今季のスキー場営業日数は残り2週間ほどで、大会事務局は「優勝は確定的」という。

4連覇中の池田さんに対して、地元スキーヤーたちが「今年も頑張ってください」と声をかけることもしばしば。

だが、3月11日の東日本大震災の発生後、外国人を含むスキー客が激減したため「ゲレンデに自分しかいない時もあり、少し寂しい気分」と振り返る。

池田さんは今年で古希を迎えるが「体が元気な限り続けたい。来シーズンは小学3年生の孫息子と2人とニセコに来れたら」と話している。
(北海道新聞)