全日本選手権でクロス種目の表彰台に上がった槙枝さん(中央)=3月8日、長野県玉野市日比在住の吉備国際大2年槙枝大地さん(19)が、スノーボードのアマチュア国内最高峰「第29回JSBA全日本選手権」クロス種目で優勝を果たした。

来シーズンまでにプロ登録する予定で、「新人賞を獲得したい」と新たな目標に照準を合わせている。

選手権は2月28日〜3月10日に新潟、長野県で開かれ、5種目に延べ1162人が出場。槙枝さんは3種目に出場し、起伏のある全長約500メートルのコースで数人の選手が同時にスタートし、1着を競う「スノーボードクロス」で優勝した。

槙枝さんは、昨年開かれた同選手権のクロス種目で3位入賞していた。1〜3位はプロ登録資格を得られるが、「3位でプロ入りは納得できない」と今シーズンの登録を見送り、選手権に再挑戦。頂点を極めた。
父・亨さんの影響で、小学2年で競技を始めた。中学入学後、長野五輪代表選手のコーチに師事すると頭角を現し、2009年にはスノーボードの国際スキー連盟ジュニア世界選手権(長野県)の日本代表に初めて選ばれた。

栄光の陰には厳しい鍛錬があるが、雪の少ない地域で活動を続ける故の苦労も。月1回は愛媛県の屋内スノーボード場に通い、技を磨く。雪上では集中力を高め徹底的に無駄のない練習を意識。「岡山在住をハンディにしたくない」と話す。プロ登録後、最初の目標は新人賞の獲得。将来的には五輪に出場したいという。
(山陽新聞)