東日本大震災を受け、群馬、栃木両県のスキー場で冬季営業の終了を前倒しする動きが広がっている。

建物やリフト設備への被害は軽微なところが大半だが、ガソリン不足で利用客が交通手段を確保しにくいうえ、計画停電で節電への協力も求められているためだ。

プリンスホテルが運営する万座温泉スキー場(群馬県嬬恋村)は平日休業中だが、営業終了を予定の4月3日から3月27日に早めた。15日から平日営業をやめたホワイトワールド尾瀬岩鞍(群馬県片品村)も4月10日から3日に早める。震災前と比べ客数は9割減という。

栃木県では震災直後から休止中のハンターマウンテン塩原(那須塩原市)とマウントジーンズ・スキーリゾート那須(那須町)が24日、このまま営業を終えると決めた。本来は3月下旬〜4月上旬までの予定だった。

営業を自粛していたエーデルワイススキーリゾート(日光市)でも26、27両日にリフトの運行数を減らすなど営業を縮小したうえで終了する。
(日本経済新聞)