赤字続きで規模を縮小して営業している大鰐温泉スキー場(青森県大鰐町)の今季の利用者数が想定の倍近くに達し、町は8日、一般会計からスキー場事業特別会計への本年度繰り出し金を2000万円から300万円に減額補正する方針を明らかにした。

同日開会の町議会3月定例会に、関連の本年度一般会計補正予算案を提出した。

町によると、昨年末からの大雪の影響で客足が順調に伸び、リフト使用料などの収入が増えた。6日現在のスキー場利用者は2万9270人で、当初予想した1万5000人を大きく上回った。

主な収入源のリフト使用料も本年度のスキー場事業特別会計当初予算に比べ1776万円増の3199万円に達する見込みになり、一般会計からの繰り出し金を減らすことができたという。

町は今季、スキー場の運営方法を第三セクターから町直営に変え、滑走エリアを縮小した。町は来季もエリアを縮小し、町営で営業を続ける方針で、約2万人の利用を見込んでいる。今季の営業は13日まで。
(河北新報)