西川町月山沢で2月27日に発生した雪崩の影響で、国道112号(月山道路)の全面通行止めが続いている。

庄内と内陸を結ぶ大動脈が寸断されたことで、鶴岡市の宿泊施設でキャンセルがあるなどの影響が出ており、「一刻も早く復旧してほしい」と関係者は願っている。

鶴岡市朝日庁舎商工観光課によると、2月27日に同市田麦俣の民宿「田麦荘」で宿泊客のキャンセルが2件発生。今週末の予約にも影響が出そうだと懸念している。

住民以外の通行車両がほとんどなく、沿線の飲食店は開店休業状態。営業中の湯殿山スキー場へ行けるのかという問い合わせも多く、職員らは「通行止め区間を通らずにスキー場へは行ける」という説明に追われている。

また、同市内9カ所の観光施設を中心に雛(ひな)人形を展示する「鶴岡雛物語」が本格化する中、関係者らは4月上旬までの期間中に例年8万8000人が集まる人出に影響が出ないかと気をもんでいる。

庄内観光コンベンション協会は「例年、内陸や仙台方面からの月山道路を通って来てくれる人が多い。通行止めが長期化してほしくない」と話していた。
(毎日新聞)