那須の3兄弟が、スノボ全国大会出場へ3日に群馬県片品村で開かれる「全日本ジュニアスキー選手権大会」のスノーボード競技に、高久乙の小鍜冶航君(16)=黒磯高1年、渚砂さん(14)=那須中2年、燈君(12)=室野井小6年=の3きょうだいが出場する。

航君と渚砂さんは翌週の「JSBA全日本スノーボード選手権大会」にも出場。3人は「優勝を狙う」と意気込んでいる。

兄の航君は小学5年生の時、トリノ五輪で正式種目となった、複数の選手が障害物のあるコースで順位を競うスノーボードクロス(SX)に魅せられ、競技を始めた。中学生になって関東大会などで優勝する兄の姿を見た妹と弟も後を追った。

現在は週2回ほど、マウントジーンズスキー場などで練習。3人とも専属コーチはおらず、父の衛さん(44)が撮ったビデオを見て家族で互いの滑りの修正点などを指摘し合いながら技術を高めている。

3日の大会では、コース上の旗門の間を滑っていくスラロームと旗門の数が少なくて距離が長いジャイアントスラローム(GS)に出場。翌週の大会では航君がジュニアの部のSX、ユースの部の渚砂さんは隣り合うコースで2人同時に滑るデュアルスラロームとGSの2種目に挑む。

昨年の全国大会では、3人とも表彰台に上がったが優勝には届かなかった。今季、SXに力を注ぐ航君は「(ジャンプ台など)縦の動きの課題修正に取り組んだ。優勝を狙う」と闘志を燃やす。渚砂さんと燈君も「本番で自分の力を出し切りたい」と力を込めた。
(下野新聞)