ソチ五輪マスコットのシロクマ(左)と、モスクワ五輪マスコットのミーシャ14年のソチ(ロシア南部)冬季五輪で使われるシロクマの公式マスコットについて、80年モスクワ夏季五輪のマスコット「クマのミーシャ」を手がけたロシアの絵本画家、ビクトル・チジコフ氏(75)が「盗作だ」と批判している。

ソチ五輪組織委員会は26日、シロクマとヒョウと野ウサギをモデルとした3種類の公式マスコットを選定した。シロクマのマスコットは立ち姿で青いしま模様のマフラーをつけている。

これに対し、チジコフ氏は翌27日、ロシアのラジオ局「モスクワのこだま」のインタビューで「目、鼻、口、微笑が(ミーシャから)引き抜かれている。気に入らない」と不快感を示した。

クマはロシアの象徴的な動物。新旧のマスコットは体の色や耳の大きさは異なるが、ポーズや顔の中央部分が似ているとの指摘がある。ソチ五輪組織委のチェルヌィシェンコ委員長は28日、著作権について「問題ない」と指摘し、「(五輪のため両マスコットが)いっしょに働いてくれることを望む」と述べた。
(毎日新聞)