大日本印刷とファイテンが共同開発した「スマートジャケット」(写真:産経新聞)大日本印刷とスポーツ・健康器具メーカーのファイテン(京都市)は21日、非接触IC技術「FeliCa(フェリカ)」を利用して電子マネー決済や入退管理ができるリストバンドを共同開発したことを明らかにした。

大日本が今夏をめどに発売する。有名選手が愛用するリストバンドとフェリカを組み合わせ、レジャー施設やスポーツ団体などに売り込む考えだ。

今回開発した「スマートジャケット」は、大日本が製造したフェリカチップを内蔵。電子マネー「エディ」「フェリカポケット」などの機能を搭載する。
リストバンドはファイテンが開発し、「リラックス効果がある」というチタン配合の素材を使用している。想定価格は3500円前後。

両社はスポーツクラブやオフィス、工場などの入退管理や会員証としての利用のほか、スポーツ用品店などで個人での購入も可能なため、現金やカードを携帯しにくいスキー場やランニング時などでの使用も想定している。

また、バンド部分に企業名やロゴなどを印刷したり、ベルトの形状を変更したりしてオリジナル製品を作ることもできる。

フェリカはソニーが開発した非接触型ICカードの技術方式。フェリカチップを内蔵したICカード乗車券「Suica(スイカ)」や携帯電話「おサイフケータイ」で知られる。

大日本は「『ファイテン』という付加価値もあり、個人購入の盛り上がりに期待している」としており、平成24年度までに約3億円の売り上げを目指す。
(産経新聞)