道産子ということもあり、スキーが大好きだ。

休日はよくスキー場へ足を運ぶが、信州は志賀高原や野沢温泉、白馬などを抱えるスキーのメッカで週末は県外ナンバーの車が駐車場にずらり。多くの人がスキー・スノーボードを楽しむ中で、目につくのは減らないルール違反だ。

ある日、リフトに乗っていると、直下の林にシュプールを描く数人の姿が。滑走禁止エリアだったため、即座に係員から注意を受けたが、そのままどこ吹く風で林の中へ消えていった。

滑走禁止エリアは、滑れば雪崩を誘発する恐れのある危険地帯だ。雪崩の規模が大きければ、コース内の客を巻き込む可能性もあるというのに。

県内では、野沢温泉村がコース外に出た客を救助した場合に費用負担を求める条例を制定するなど、安全意識がいっそう高まっている。

スポーツはルールを守ってこそ。

目の前に新雪、深雪の誘惑があっても、まず考えてほしいことだと思う。
(しらかば帳:毎日新聞)