小5女児が衝突した給水栓を調べる郡上署員=12日午後4時、郡上市高鷲町、鷲ケ岳スキー場12日午前11時50分ごろ、郡上市高鷲町大鷲の鷲ケ岳スキー場で、スキーをしていた三重県桑名市大山田、小学5年生佐藤ミレナさん(10)が降雪機の横にある給水栓に衝突。郡上市内の病院に運ばれたが、頭の骨を折っており、外傷性くも膜下出血などで約1時間40分後に死亡した。

郡上署によると、佐藤さんは同日午前11時ごろ、父親(35)と母親(33)、弟(8)の家族4人で同スキー場を訪れた。4人ともスキーは初めてだったという。

現場は、センターハウスから東へ約400メートルのペアリフトの下で傾斜は約15度。初心者用コースで尻もちをついたまま滑ってきた佐藤さんが、降雪機に水を送るための給水栓(直径12センチ、高さ125センチ)に衝突したらしい。

給水栓には、衝撃を緩和するための発泡ウレタンシート(厚さ9センチ)が巻かれていた。同署で事故当時の状況や原因を詳しく調べている。

同スキー場によると、衝突事故による死者は1972(昭和47)年のオープン以来初めてといい、「安全シートを巻いてはいたが、もう一度確認やチェックをしたい」としている。

郡上市内では今月5日にも別のスキー場で、スノーボードとスキーをしていた母子に、スノーボードで滑ってきた男性が衝突し、5歳の女児が重傷、母親が軽傷を負う事故があった。
(岐阜新聞)