1990年前後に訪れたスキーブームや、その後のスノーボードブームで、賑わいを見せていた全国のゲレンデ。

しかし近年では、スキーやスノーボード人口は年々減少しており、閉鎖に追い込まれるスキー場も多い。その一方で、復活の兆しを見せるスキー場もある。

日本人のスキー客が減る中で、増加傾向にあるのが外国人のスキー客。これまでもオーストラリアなどから、北海道や長野に訪れ、スキーを楽しむ観光客が多かった。スキー場によっては、日本人よりも外国人のスキーヤーを多く見かける場所も増えている。

さらに最近では、経済成長が著しい中国や台湾、韓国などからのスキー客も増加しており、この傾向に注目した全国のスキー場が、アジア各国からの誘致に力を入れている。

1月21日には、台湾のチャーター便が岩手県の花巻空港に到着。これは台湾のスキー協会が主催した団体スキー客向けの初ツアーで、2月中旬まで6便、約800人を受け入れる。

同協会は、北海道や長野県などのスキー場でのツアーも計画しており、長野県では1000人規模で台湾人スキー客を受け入れるという。

また、長野県の白馬村では、宿や村観光局が協力し、「C(チャイニーズ)プロジェクト」を計画。中国本土や台湾、香港などの旅行社やテレビ局、雑誌などで「白馬のスキー」をアピールし、誘客を目指している。

今年は、日本にスキーが伝わってちょうど100年。今ではスキー場復活のカギは、外国人観光客にありそうだ。
(MONEYzine)