大佐スキー場のスタッフ(左端)から説明を聞く韓国からのモニターツアーの一行韓国ソウル市の旅行代理店や観光業界紙の関係者たち16人が28日までの3日間、広島県北広島町芸北地域を訪れ、スキー場や民宿を視察した。

町内の商工会会員有志たちでつくるNPO法人中山間地域まちづくり研究所と町が企画した初の本格的なモニターツアー。町内のスキー場来場者数が落ち込む中、旅行商品の開発や情報発信に期待する。

一行は大佐スキー場や芸北国際スキー場を訪問。スタッフから「ゲレンデが広く雪も豊富。安全に楽しめる」と説明を受け、レストランやレンタル施設などを回った。

懇親会に参加した町職員は世界遺産の宮島(廿日市市)や原爆ドーム(広島市中区)が車で1時間圏内にある地の利もアピールした。

日本の旅行商品の開発・販売を手掛けるハロージャパンツアーによると、韓国ではスキー熱が高まる一方、スキー場は狭く、リフト待ちの長い列ができる。

金美子(キムミジャ)社長(40)は「交通手段に課題はあるが、北広島のスキー場を使った商品開発を検討したい」と話した。
(中国新聞)