デフリンピックに出場する阿部由紀子さん(中央)=北海道内聴覚障害者の国際競技大会「デフリンピック」の冬季大会に県聴覚障害者協会所属の阿部由紀子さん(30)=富士河口湖町小立=が、スノーボードハーフパイプの日本代表として出場する。

県在住選手がデフリンピックに出場するのは、夏季大会では過去に4人いたが冬季大会では初めて。第17回を迎える同大会は2月18日から9日間、スロバキアで開かれる。

身体障害者の国際スポーツ大会「パラリンピック」に対し、デフリンピックは「聴覚障害者のオリンピック」として開催。

夏季大会が1924年にフランスで、冬季大会が49年にオーストリアでそれぞれ始まり、4年に一度開かれている。陸上やサッカーなど夏季19競技、アルペンスキーやアイスホッケーなど冬季5競技の計24競技がある。

今大会には25カ国・地域の707人が参加。日本選手団は選手21人、役員スタッフ31人の計52人(2010年11月現在)で構成し、クロスカントリースキーやカーリングなど4競技に出場する予定になっている。

阿部さんは新潟市出身で、競技歴は2年半。現在は北海道でフリーランなどの練習に励んでいる。デフリンピック開幕を前に阿部さんは「本番までにもっと基礎を磨いて、大会では金メダルを取りたい」と意気込んでいる。
(山梨日日新聞)