吹雪のなか、スキーを楽しむ観光客(猪苗代町の箕輪スキー場で)県内は25日、強い冬型の気圧配置の影響で、会津地方を中心にこの冬一番の大雪となった。

福島地方気象台によると、25日午後9時までの24時間の降雪量は、金山町で97センチ、只見町で93センチ、会津若松市で91センチを記録。会津地方に大雪警報が発令された。

県警高速隊によると、同日未明から午後6時まで、高速道で約20件の事故が発生。多くがスリップによるものだった。磐越道や東北道の一部区間で通行止めになった。

JR東日本福島支店によると、午後10時15分現在、磐越西線と只見線で計43本が運休し、最大249分の遅れが出た。会津地方は26日も雪が降るが次第に弱まり、中通りと浜通りの天候は回復に向かう見通し。

一方、雪不足に気をもんでいたスキー場は、クリスマス寒波の到来にホッとした様子。猪苗代町の箕輪スキー場は、吹雪のため、リフトの終了時間を早めたが、担当者は「この雪で一安心。これからの営業を頑張ります」。

宮城県大郷町から夫婦でスキーに来ていた会社員大黒秀一さん(59)は「もう少し風が弱ければ。でも雪質がよくて満喫しました」と話していた。
(読売新聞)