スキー場でアクシデントに遭ったこと、遭いそうになったことはありますか?2011年は日本スキー発祥100周年の年。そこでアイシェアは、スキー場レジャーについての今シーズンのトレンドやスキー場で経験したアクシデントについて、ネットユーザーを対象に意識調査を実施し、20代から50代の男女1476名の回答を集計し公開した。

回答者で、過去スキー場に行った経験を持つのは71.8%。以下の設問は、スキー場に行ったことがある人に答えてもらった。

● スキーといえば思い浮かべる、あの映画とあの曲

最後にスキー場に行ったのは「10年以上前(38.9%)」が最も多く、「先シーズン(10.4%)」がそれに続いている。これまでスキー場に行ったきっかけとして当てはまるものをすべて答えてもらったところ、「友人・知人・家族に誘われて(76.4%)」が1位で、「学校の行事・サークル(34.0%)」が2位となった。

3位の「映画の影響(3.8%)」は全体では少数だったが、40代では6.2%と他の年代に比べると高めの数値が見られている。これらの人に影響された映画名を自由回答で聞いたところ、1987年に公開され、スキーブームの火付け役となったと言われている『私をスキーに連れてって』を挙げた人が目立った。

スキー場で聞きたいと思う楽曲を聞いたところ、20代、30代の1位は「ロマンスの神様(広瀬香美/1993年)」、40代、50代の1位は「恋人がサンタクロース(松任谷由実/1980年)」。選択肢には2000年以降に発表された楽曲もあったが、ランキングの上位には80年代から90年代にかけてのヒット曲が並んだ(複数回答)。

● ゲレンデの必需品は、やはり「ケータイ」

もし今シーズンスキー場に行くとしたら、どのくらいの予算を考えている人が多いだろうか。日程は「1泊」が43.5%、深夜バスなどでの車中泊を含む「日帰り」が40.7%と短めが主流(複数回答)。交通費・宿泊費を含む1回の予算は「5,000円〜10,000円未満(23.1%)」が最多だった。1回の予算を『10,000円未満』(「5,000円未満」、「5,000円〜10,000円未満」の合算)とした人では「日帰り」が、「50,000円以上」とした人では「3泊以上」の割合が高いことから、今シーズンのスキー場レジャーで高めの予算を想定している人は、豪華さよりも日数の長さを求めているのではと予想される。

ゲレンデでの必需品としては、「携帯電話」が84.7%で1位。仲間と連絡を取るための必需品は、ゲレンデでも欠かせないようだ。以下、「サングラス(57.5%)」、「タオル(48.5%)」、「携帯用カイロ(40.4%)」など、スキー場のゲレンデならではの回答も見られた(複数回答)。

今シーズン、スキー場に「行く予定がある(9.0%)」、「予定はないが機会があれば行きたい(28.5%)」とした人に、スキー場で楽しみたいことを複数回答で聞いたところ、どの年代も「スキー」が1位となっている。また、若い年代ほど、「スノーボード」、「ファンスキー」の割合が高くなっており、20 代では約半数が「スノーボード」を回答に挙げた。

● スキー場でのアクシデント、遭遇経験は半数以上。手痛い出費も・・・。

スキー場は楽しいことも多いが、ケガ、事故、盗難などのアクシデントが起こることも。スキー場でのアクシデント経験は「ある」と「ないが遭いそうになったことはある」を合わせると半数以上になった。また、実際にスキー場でアクシデントに遭ったことが「ある」のは全体の28.0%だが、40代では34.7%と高い数値が見られた。

アクシデントに遭った人にその内容を聞くと、「自分だけケガをした(50.2%)」が最多で、「道具が壊れた(26.3%)」がそれに続いた(複数回答)。アクシデントの原因は「転倒により膝十字靭帯損傷。完治まで10年近くかかった」、「衝突され膝のじん帯を切った」、「バスに乗っていたところに別のバスが玉突き衝突してきた」、「スキーの板をロッジ前に置いて食事をし、戻ったら盗まれていた」など(自由回答)。予想が難しいアクシデントや、大けがに見舞われた人もいるようだ。

アクシデントにかかった出費は「0円(33.3%)」が最も多かったが、21.9%の人が『3万円以上』(「3万円〜5万円未満」、「5万円〜10万円未満」、「10万円〜20万円未満」、「20万円〜50万円未満」、「50万円〜100万円未満」、100万円〜500万円未満」、「500万円〜1000 万円未満」、「1000万円以上」の合算)と回答。中には「1000万円以上」とした人も1人存在した。

● アクシデントの備えは「保険証のコピー」。それだけで大丈夫?

アクシデントに備えて用意しているものが「ある」人にその内容を聞くと、「保険証・保険証のコピー(82.6%)」がトップ(複数回答)。しかし、レジャー中のアクシデントに対応している保険に「入っている」のは15.0%と少数で、「加入している保険がレジャーに対応しているかわからない」とした人も22.1%存在した。加入している人でも、どのようなアクシデントに対応しているか「すべて把握している(24.5%)」のは4人に1人。思わぬアクシデントに遭遇する可能性があるスキー場。アクシデント経験者は3割未満と少ないためか、備えを用意する人、保険に入る人はまだ少ない。

スキー事故・スノーボード事故の法的問題などに詳しい行政書士 森本剛先生は、スキー場のアクシデントについて、以下のようにコメントしている。

森本剛先生 「スキー場ではスキー・スノーボード共に自分でバランスを崩して転倒するといったアクシデントが多く、受傷者の約80%を占めています。スノーボードの受傷率はスキーの約2倍。万が一のことを常に意識して、保険証のコピーや身分証明書は携帯しておくと良いでしょう。また、保険加入も必須ではないでしょうか。

自分が打撲や捻挫をした場合、出費はそれほどかかりませんが、他人にケガをさせてしまうと休業損害などの問題も出てきます。完治まで2〜3か月かかると、慰謝料を含め100万円〜200万円ほどになることも。他人にケガをさせて後遺症が残った場合はさらに高額となり、1000万円を超える賠償が発生した事例もあります。もちろん死亡事故になるとそれ以上の金額になる可能性が高いです。

レジャーでは日常生活で遭遇する危険とは異なるものが多く、その危険自体を認識していないために事故が起こるという特徴があります。傷害保険は自分自身がケガをした場合に安心して治療が受けられますし、賠償保険は他者にケガをさせた場合でもきちんとした補償ができるためトラブル回避になります。こういった理由からもレジャー保険への加入を推奨します。」

楽しいことが多いスキー場レジャーだが調査結果を見ると、危険な一面が潜んでいることは否定できない。レジャー保険には掛捨てのものや、ゲレンデでの必需品として回答者が多かった携帯電話ひとつで、その場で簡単に加入できるものもある。まだ加入していない人はレジャー計画の一環として検討してみてはいかがだろうか。
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