人工雪コースで初滑りを楽しむスノーボーダーら=18日、香美町村岡区大笹のハチ北スキー場 兵庫県美方郡内のスキー場のトップを切って、香美町村岡区大笹のハチ北スキー場の人工雪コースが18日、オープンした。

残念ながら自然雪のコースはオープンできなかったが、ゲレンデでは、京阪神や鳥取、岡山方面から訪れたスキーヤーやスノーボーダーらが早速、初滑りを楽しんだ。

オープンしたのは標高800メートルに位置する中央クリスタルコース。先月中旬から人工造雪機を稼働させ全長700メートル、幅20メートル、圧雪50センチのコースが完成した。

15日から17日にかけて本格的な寒波の到来で全コースのオープンが期待されていたが、同スキー場事務所の西岡敦所長が「寒すぎる時の軽い雪は風に吹かれて積もらない」と話すように自然に積もった雪は5センチ程度しかなく、当初の予定通り人工雪コースのみのオープンとなった。

この日は朝から雨と雪が交互に降るあいにくの天候となったが、シーズン入りを待ちわびていたスキーヤーらが続々とゲレンデに到着。久しぶりの雪の感触を確かめながら、真っ白なゲレンデに思い思いのシュプールを描いていた。

神戸市垂水区から家族で訪れた金子裟史ちゃん(5)は「雪で遊ぶの大好き。そり遊びや、雪だるまを作りたい」と話していた。

美方郡内では、同町小代区新屋のミカタスノーパークは18日に予定していたオープン日を21日に変更。

23日にオープンを予定している同町小代区大谷のオジロ・スノーリゾート(おじろスキー場)は18日現在で積雪が5〜10センチしかなく、運営するおじろ観光協同組合は「24日に寒波が来る。クリスマスプレゼントは雪がいい」と、神頼みならぬ”サンタ頼み”をしながら年内のオープンに向け準備を進めている。
(日本海新聞)