本格的なスキーシーズンの到来を前に、那須町大島のスキー場「マウントジーンズスキーリゾート那須」で9日、ゴンドラの乗客救出訓練が行われた。ドクターヘリやスキー場従業員、黒磯消防署の救助隊員ら約50人が参加し、真剣な表情で取り組んだ。

訓練は「ゴンドラが故障のため運行途中でストップ。乗客2人のうち1人が胸痛を訴え、ドクターヘリ出動を要請した」との想定で行われた。救助班2人がロープを使って約8メートルの高さで止まったゴンドラの屋根に上り、1人ずつロープで地上に降ろした。

消防署の救急隊が応急措置をして救急車に運んだ後、傷病者を救急車からドクターヘリに収容するまでの訓練を実施した。

訓練を見守った那須町の高久勝町長は「不測の事態には訓練の成果を発揮して対応してもらいたい」と参加者に呼び掛けた。

同スキー場は、積雪の条件が整えば週末にもオープンする予定。今シーズンは約15万人のスキー客を見込んでいる。
(毎日新聞)