増える外国人に配慮 飯山地方の3スキー場が周遊バス運行飯山地方を代表する野沢温泉、斑尾高原、戸狩温泉の3スキー場は今季、各スキー場を結ぶ周遊バスを運行する。長期滞在する外国人スキーヤーが増えていることを踏まえ、各スキー場の特徴を手軽に味わってもらう考えだ。白馬エリアに対抗し、「信州のみゆき野エリア」としてアピールする−と熱がこもる。

飯山盆地を囲む3スキー場は、いずれも飯山市街地から車で20〜30分ほど。昨季は野沢温泉が約35万5千人、斑尾高原は約22万4千人、戸狩温泉も約18万3千人を集客した。「みゆき野」は県内有数の多雪地帯を指す言葉として飯山地方の人々が使う愛称だ。

各スキー場によると、近年はオーストラリアや香港からのスキー客が目立っている。1週間から10日ほど滞在するケースが多く、「他のスキー場でも滑りたい」との声を受け、宿泊施設が送迎する例も出てきていた。

昨季終了後、各スキー場若手スタッフの会合で、周遊バスを運行してはどうか、との提案があったという。それぞれのスキー場の幹部らも「良いアイデアだ」と賛成し、経路などの検討を進めてきた。
運行は今月25日から来年3月27日までの予定。斑尾高原スキー場の関均社長は「(2014年度に予定される)北陸新幹線飯山駅開業に向け、広域連携の一例になればいい」と期待する。将来は県境で接する新潟県妙高市内のスキー場への運行も目指す。

予約制で、野沢温泉を起点に戸狩温泉、斑尾高原の順に1日3往復する。目的のスキー場まで片道500円、往復800円。問い合わせは各スキー場の予約窓口(野沢温泉電話0269・85・3166、斑尾高原電話0269・64・3211、戸狩温泉電話0269・65・2359)へ。
(信濃毎日新聞)