雪不足に悩むニセコグラン・ヒラフスキー場(5日午後、同スキー場提供)暖冬の影響で、北海道内各地のスキー場が臨時休業したり、オープン時期がずれ込んだりするケースが目立っている。

3日には、暖気が入り込んだために、道内各地で気温が上昇。14地点で12月の最高気温を更新した。本来ならスキーヤーやスノーボーダーでにぎわうはずの各スキー場の関係者は、「雪待ち」の現状に頭を抱えている。

パウダースノーで知られる富良野スキー場(富良野市)は、11月下旬のオープンを予定していたが、積雪が確保できず、今シーズンはまだ一度も営業できていない。降雪機は気温が氷点下にならないと使用できないという。
関係者は「この時期までオープンできないのは、初めてではないか。1回降ってくれれば、なんとか営業できそうだが……」と話す。

良好な雪質が好評なニセコグラン・ヒラフ(倶知安町)は1日、今季の営業を開始したが、3日の雨で雪が解けたため、いったん休業を余儀なくされた。同スキー場は「一度オープンしたスキー場が休業するなんて、めったにないこと」と話す。

全道のトップを切って、10月30日に営業を始めた中山峠スキー場(喜茂別町)も臨時休業が続いている。関係者は「お客様から『営業しているか』という問い合わせが毎日30件以上あるが、営業のめどは次の降雪次第」と肩を落とす。

札幌国際スキー場(札幌市南区)では、11月20日から営業を開始。今月2日には、全7コースで営業を始めたが、山頂以外の雪が解けてしまい、ゲレンデのところどころで地面が見えている状態。

5日は山頂付近の2コース(約1キロ・メートル)のみの営業だったが、周辺のスキー場が臨時休業している影響もあり、午前中は、リフトの30〜50分待ちが続いたという。
(読売新聞)