◇スロープスタイル、東北で初のコース 若者に人気、五輪新種目候補
◇北上市、30人の雇用創出

北上市は、緊急雇用創出事業として夏油(げとう)高原スキー場に、スキー競技スロープスタイルコースを新設することを明らかにした。

東北地方のスキー場では初めて。同競技は14年ソチ冬季五輪の新種目候補に挙げられており、市では同スキー場を拠点に、地元から国際レベルで活躍できる選手を育成したい考えだ。

スロープスタイルは、ジャンプ台や障害物が設置された斜面をスキーやスノーボードで滑り、ジャンプや空中での技の難度を競う。米国の高額賞金大会「冬季Xゲーム」で人気があり、若者の間に広まっている。

コースは降雪状況を見ながら、さまざまなイベントを盛り込んだスノーパーク事業が始まる23日をめどに設置する。専門スタッフが、国際基準に基づいたコースの維持管理を現地の職員に指導。初級者向けから徐々に難度を高めていくという。

コース新設を含めたイベントには緊急雇用創出事業を活用し、失業者30人を雇用する。事業費は約4900万円。市商業観光課の担当者は「時代を先取りし、他のスキー場との差別化を図りたい」と話している。同課では前年比1万人増の2万3000人の誘客を目指し、利用者が減少している同スキー場の活性化につなげたいという。
(毎日新聞)