県内のスキー場が雪を待ち望んでいる。昨季は11月下旬に数日間営業したスキー場もあったが、今季はこれまでまとまった降雪が少ない。

今季も11月に雪が降り、オープンを12月上旬と見込む所もあったが、気温上昇や雨で雪が解け、中旬以降にずれ込みそうだ。スキー関係者が空に向かって手を合わせる状況が続いている。

夏油高原スキー場(北上市)は、山頂からふもとにかけ圧雪後に35センチの雪があり、2日のプレオープンに約200人が駆けつけた。だが、その後の雨で雪が解け、4日の本格オープンは延期に。

めどは立っておらず、担当者は「県内で最速の営業だったのに残念だ」と肩を落とす。

安比高原スキー場(八幡平市)も4日のオープンを見送った。2日まで25〜30センチの雪があったが融雪が進み、3日現在は「ほぼ0センチ」(担当者)。70〜100センチの積雪があればオープンにこぎ着けるが、担当者は「こういう年もある。空に祈るしかない」と話す。

雫石スキー場(雫石町)は営業開始を17日と見込む。担当者は「カナダは例年にない大雪と聞く。今季はまとまった降雪を期待している」と話す。

盛岡地方気象台によると、東北地方(日本海側)の降雪3カ月(12〜2月)予報は「平年並みか少ない」が80%、「平年より多い」が20%という。
(毎日新聞)