スキーの魅力をアピールして観光客誘致につなげるイベントが4日、湯沢町の苗場スキー場で行われる。アルペンスキーの皆川賢太郎選手らも参加して盛り上げる。

スキー人口の減少が続く中、県などは来年1月の「スキー発祥100周年記念」にからめた活性化策を打ち出す計画で、スキー離れに歯止めをかけたい考えだ。

イベントの目玉は、地元出身で冬季五輪4度出場の皆川選手と、県の「雪あそび隊長」に任命された子役タレントの加藤清史郎君によるトークショー。

苗場スキー場に設置された国内初の屋内ゲレンデでの模擬スキー講習も行われる。外国人客誘致のため、中国の旅行代理店関係者も招待しており、スキー場の魅力をアピールする。

県内の各スキー場では来年1月以降、特別行事を順次実施する。子供にスノースポーツに親しんでもらうため、一部のスキー場では無料スキー教室を開催、時間限定のリフト券導入やレンタルサービス改善などソフト面の充実にも取り組み、「オール新潟」でスノーマーケットの再興を図る。

平成21年度の県内スキー場の利用客数は493万人で、過去5年間で約100万人も減少。海外旅行やテーマパークといった冬季レジャーの対象が移り変わり、「遊びの多様化」で、スキー離れが加速している。
(産経新聞)