全日本スキー連盟は29日、東京都内で今季の強化態勢を発表し、ジャンプの斉藤智治部長をはじめ各部の強化担当者6人は全員、メダルなしに終わったバンクーバー冬季五輪のあった昨季を引き継いだ。

古川年正競技本部長は「苦い経験をして負けた原因を肌で感じた人を任命した」と説明し、4年後のソチ五輪での巻き返しに期待した。

役員人事で混乱して10月に鈴木洋一会長が、11月に岡山紘一郎専務理事ら執行部が決まった。その影響で、ワールドカップ(W杯)が本格的に始まったこの時期に強化の陣容が整った。

鈴木会長はスキー界の活性化と競技力向上を訴え、古川競技本部長は「メダル奪還に向けて一致団結したい」と意気込んだ。

ジャンプはヘッドコーチを置かず、斉藤部長が兼任する。複合は成田収平、距離は佐藤志郎、アルペンは片桐幹雄、フリースタイルは林辰男、スノーボードは萩原文和の各氏が部長を務める。
(スポーツ報知)