スキーヤー6人が雪崩に巻き込まれた現場=富山県立山町の室堂平付近で2010年11月30日午後0時16分、本社ヘリから岩下幸一郎撮影30日午前8時55分ごろ、富山県立山町芦峅寺(あしくらじ)、立山黒部アルペンルートの大谷付近(標高約2400メートル)で、スキーヤーら男性6人のグループが雪崩に巻き込まれたと119番通報があった。

6人とも救助されたが、富山県警上市署によると、うち東京都世田谷区の武田悠(ひろし)さん(32)が死亡▽東京都練馬区氷川台、会社員、佐藤拓郎さん(30)と長野県小谷村千国甲、会社員、磯川暁(あき)さん(33)が意識不明の重体▽横浜市南区中島町、会社員、田中嵐洋(らんよう)さん(28)がろっ骨を折り、川崎市多摩区登戸、会社員、江草朋樹さん(31)が左脚を折って県の防災ヘリなどで富山市内の病院に搬送された。神奈川県逗子市新宿の会社員(38)にはけがはなかった。
同署によると、6人は29日に入山。同日は悪天候で滑走できず、立山登山の入山拠点として知られる室堂ターミナル近くでテントを張って宿泊した。30日朝から2人がスキー、4人がスノーボードで滑走中、雪崩に巻き込まれたという。6人のうち江草さんが携帯電話で通報した。6人はいずれも遭難者の居場所を知らせる「雪崩ビーコン」を持っていた。

現場は室堂ターミナルの西約700メートル。付近のこの日午前7時現在の天候は、快晴で気温氷点下12.1度、積雪180センチだった。

立山黒部アルペンルートは富山市と長野県大町市を結び、全長約90キロ、標高差2450メートル。一般車は入れず、ケーブルカーと高原バス、トロリーバス、ロープウエーなどを乗り継ぐ。冬季は閉鎖されるため、30日が営業最終日だった。

雪崩があった大谷付近は「雪の大谷」と呼ばれ、雪の壁が両側に迫る観光名所。
(毎日新聞)





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