神事で今季の降雪と安全を願う関係者=揖斐郡揖斐川町日坂、揖斐高原スキー場、栃の実荘◆関係者ら安全祈願祭

ファミリーゲレンデとして人気の揖斐郡揖斐川町日坂の揖斐高原スキー場で28日、今季の安全祈願祭が開かれた。近年は雪不足とスキー人口の減少で苦しい営業が続いていることから、今季は小学生以下のリフト料金を無料にして誘客を図る計画だ。

スキー場を運営する財団法人いびがわによると、例年12月下旬から翌年3月上旬まで営業。岐阜市からも車で約1時間とアクセスも良く、かつては年間約5万人の来場があったという。

ただ、同スキー場には人工雪を降らせる設備がないため、オープンできるのは積雪がある時のみ。雪が少なかった一昨年の営業は15日間のみで来場者は約4000人にとどまった。
昨季は年末年始にまとまった降雪があったため、約70日間の営業で約2万1000人が来場したが、近年はスキー人口の減少も重なり、利用客が伸び悩んでいるという。

そのため、今季はファミリー客呼び込みにさらなる力を注ぐため、小学生以下のリフト料金を無料とした。中学生以上は有料(1日券3000円、半日券2300円)。営業は日坂ゲレンデのみで、ペアリフト2基を運行する。

祈願祭には、財団の新井弘文理事長やスキー場を所有する揖斐川町の宗宮孝生町長ら約30人が出席。神事の後、宗宮町長は「小学生の無料を財団に決断してもらった。職員はもてなしの心を大切にしてほしい」とあいさつした。
(岐阜新聞)