ゴンドラが急停止の試験を行う下でリフトの最終点検が行われた=山形市・蔵王温泉スキー場 12月4日のスキー場開きを前に、山形市の蔵王温泉スキー場では、搬器の取り付けが終わったリフトや、ロープウエーのゴンドラの整備が終わり、雪を待つばかりとなった。

温泉街と鳥兜(とりかぶと)山を結ぶ蔵王中央ロープウェイでは、定員101人のゴンドラに満員時と同じ重りを載せ、温泉駅と鳥兜駅の間で何度もストップさせながら、スリップの有無を確認する緊急停止テストを繰り返した後、20日から運転を再開。

その下に位置する中森第2ペアリフトでは、職員がリフトのワイヤロープを受け止める部品(輪転)の各ボルトの締まりを再確認したり、注油を行ってシーズンインに備えた。

同ロープウェイの岡崎良一温泉駅長は「リフトも滑走可能になり次第運転始める。一日も早く多くのスキー客でにぎわってほしい」と語った。
上の台ゲレンデの蔵王スカイケーブルでも、75台のゴンドラを上の台駅と中央高原駅間で何度も循環させるなど、3週間ほどかけて試運転を行い、19日から運転を再開した。

技術担当チーフの吉田剛さんは「試運転期間中に動力モーターの分解整備も行った」と、安全運行に自信を見せていた。
(山形新聞)



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