19日の営業開始に向け、コース整備が進むユートピアサイオト。ゲレンデに人工雪の小山が連なる広島県北広島町のスキー場ユートピアサイオトが19日、中国地方のトップを切って営業を始める。西中国山地の各スキー場も順次オープンする。

北広島町と廿日市市吉和地域では行政とスキー場が連携してキャンペーンを展開。来場者の減少に歯止めをかけようと懸命だ。北広島町ではスノーボードの国際イベントもある。

サイオトでは19日午前8時の開業に向けてコース整備が本格化。造雪機がフル稼働する。今季は宝探しなど子ども向けのイベントを充実。サイオトの野村光照さん(45)は「雪遊びを通してスキー人口のすそ野拡大につながれば」と話す。

県内最多の6スキー場が集積する北広島町。昨年度のスキー場来場者数は22万5千人。ピークの四分の一に減少した。危機感から町とスキー場は連絡協議会を結成。

レンタル料、入浴料の割引券が付いたスキー場と温泉のガイドを作製した。リフト券提示で道の駅や産直市の割引がある特典やスタンプラリーも用意する。

廿日市市は吉和地域のスキー場やはつかいち観光協会などと観光連絡協議会を設立。家族をターゲットに「滞在型スノーリゾート」としてPRする。
(中国新聞)