ルスツリゾートスキー場と中国万龍スキー場が業務提携のための調印式をおこないました。これによってルスツリゾートと万龍スキー場はスキーインストラクターなどの人材方面、索道管理ノウハウ、運営管理などの協力体制を築きお互いを高めあうこととなります。現地PRで客獲得

ルスツリゾート(留寿都村)などを経営する加森観光(札幌市)は19日、中国河北省の万龍スキー場と業務提携の調印式を行った。従業員などの人材交流などを進める一方、中国国内で急増中のスキー客の獲得を目指す。

同社によると、日中のスキー場が業務提携を結ぶのは全国で初という。

万龍スキー場は約6年前に完成。北京市から車で約2時間半の河北省張家口市にあり、富裕層に人気。主に人工雪だが、周辺にはホテルなども整い、約300ある中国のスキー場の中でもトップクラスの規模という。

業務提携では、スキー場経営約30年の実績を持つ同社が、経営ノウハウ、従業員やインストラクターの研修などを万龍側に伝授。
同社は中国人の接客や中華料理の調理法などを学ぶほか、中国本土でのPRを通じ中国人スキー客獲得を狙う。同社は12月に中国人スキー客のツアーを受け入れるほか、来年3月にはルスツリゾートで万龍側の従業員研修を実施する予定。

記者会見で加森観光の加森公人社長は「中国のお客さんの物の考え方を教わり、中国からのスキー客を爆発的に増やしたい」と期待を寄せ、中国人観光客向けにブランド品などを取り扱う店を整備する構想も明かした。

万龍スキー場を経営する羅力代表も「調印を機に、業界が活性化し、日中交流が進めば」と語った。
(2010年10月20日 読売新聞)