満開のユリの花で彩られる冨士山麓。遠くにかすむのは御坂山系の山々(写真:産経新聞)毎日暑い、暑すぎる…と汗ダラダラの皆様に絶好のお薦めのスポット!

標高約1300メートルの富士山北麓(ほくろく)にある山梨県鳴沢村のスキー場「ふじてんリゾート」(前田武志支配人)で、ゲレンデに植えられたユリの花が咲き、高原を涼しげに散策する観光客の目を楽しませている。いまは早咲きのスカシユリ系が6分咲き程度だが、ヤマユリ系など品種の異なる花は時期がずれて咲き出すため、お盆ごろまでが見ごろという。

関東最大規模のユリ園というこの「リリーパーク」は7年前、スキー場を夏にも楽しめる場所にと球根を植栽して誕生した。7本のコースのうち初中級の3本のゲレンデや林間の約7万平方メートルに植えられた70種100万株、600万輪の花が咲き競う。

大規模なユリ園として知られる静岡県袋井市の「可睡(かすい)ゆりの園」から生育のノウハウなどを学び、霧や雨に弱いユリが病気にならないよう注意も怠れないという。

リフト(有料)でゲレンデ上部に行き、散策しながら降りてくるのも楽しい。斜度は10〜12度程度あるが森林浴にも最適。メーンのゲレンデでは白、赤、オレンジ、ピンク、黄色の5色の“フラワーライン”が色づき始めている。

今夏からゲレンデでマウンテンバイクが楽しめる5コースを新設し、こちらも人気という。また昨年10月、NPO法人地域活性化支援センターの「恋人の聖地」にふじてんリゾートが認定され、リフト山頂付近には「恋人の聖地モニュメント」も設置された。

前田支配人は「夏のスキー場は涼しくて別天地。鮮やかなユリの花を楽しんでほしい」と話している。入園料は大人1000円。問い合わせは(電話)0555・85・2000。
(産経新聞)