県がまとめた09年度の県内スキー場利用者数によると、延べ利用者数は前年度比44万人減の718万3000人となり、2年連続で減少した。ピーク時(92年度)の3分の1程度にとどまっており、スキー客離れの厳しい現状が改めて浮き彫りになった。

利用者数が多かったスキー場は、山ノ内町の志賀高原=99万5000人▽同町の北志賀高原=56万1000人▽野沢温泉村の野沢温泉=33万2000人−−など。県観光企画課は、09年度の減少について「国内の景気低迷や、シーズン当初の雪不足が影響した」とみている。

しかし県内へのスキー客は、バブル期のスキーブームを背景にした92年の2119万人をピークに、長期低落傾向に歯止めがかからないのが実情だ。営業しているスキー場の数も、92年の110カ所から、09年度は98カ所に減った。同課は「客の減少で収入が減り、リフトなどの設備を更新できないスキー場もある。その結果、施設が老朽化して更に人が集まらなくなる、という悪循環に陥っている」と分析する。

また、09年度の県内スケート場(11カ所)の利用者数は、前年度比1000人減の30万6000人とほぼ横ばいだった。
(毎日新聞)