島原地域広域市町村圏組合消防本部は1日、南島原消防署消防1課の男性分隊長(43)が詐欺などの事実を認めたとして、懲戒免職処分に、管理・監督責任を問い、消防長を訓告、消防本部次長と南島原消防署長を厳重注意などの処分にした。

同消防本部では5月27日にも、駐車中の車をパンクさせたとして器物損壊容疑で逮捕(告訴取り下げで不起訴)された総務課長(54)=同日付で依願退職=を停職6月の処分にしたばかり。

同本部によると、元分隊長は07年10月、盗難保険の対象外である自宅車庫でスノーボードが盗まれたのに、自宅で盗まれたと装って島原署に盗難届を出し、保険会社から保険金14万700円をだまし取ったという。

さらに、昨年10月には「ゴルフセットを盗まれた」と虚偽の盗難届を島原署に出したという。

同署が、軽犯罪法違反(虚偽申告)容疑で事情聴取した際、詐欺容疑も発覚。同署は軽犯罪法違反と詐欺の容疑で、近く地検島原支部に書類送検する。

元分隊長は07年1月まで約半年間にわたり、自宅療養、休職していたといい、「生活に不安があり、だまし取った金は生活費に充てた」と話しているという。
(毎日新聞)