◇立山山麓花のゲレンデ大作戦
富山市大山総合行政センターが「立山山麓(さんろく)花のゲレンデ大作戦」の一環で呼び掛けていた「菜の花畑の写真」の募集を中止することになった。例年なら5月中旬から下旬にかけて満開となるはずの立山山麓スキー場の菜の花が、春先からの天候不良でほとんど生育していないためだ。5年前の募集開始以来、中止は初めてという。

同センターは毎年9月ごろ、同スキー場らいちょうバレーエリアのゲレンデ約4ヘクタールに菜の花の種約90キロをまき、5月に一面が満開となる時期に合わせ、花畑の写真を募集。優秀な作品を表彰している。しかし今年は春先から寒い日が続き、4月になっても雪が降るなど天候不良が続いた。そのため現在、菜の花はほとんど育っていない。今後も育つ見込みがなく、菜の花畑の風景を撮影するのは絶望的となった。

ゲレンデを花で彩る取り組みの一環で、6月6日にはヒマワリの種をまく予定があるため、同センターは今年は菜の花をあきらめ、順調なら8月中旬に咲くヒマワリに期待することにした。同センター商工観光課は「残念だがこんな天候では仕方がない」と天候回復を願っている。
(毎日新聞)