ゴールデンウイーク(GW)を前に、豊岡市日高町の神鍋高原で21日、高原開きが行われた。雪不足などで今季のスキー客は約11万人と例年の半分強。GWでばん回したいという観光関係者の願いは切実だ。

◇スイセン5万本満開 24、25日まつりも
豊岡市日高町栗栖野、アップかんなべスキー場栗栖野ゲレンデに植えられた5万本のスイセンが満開を迎えた。白、黄色の花が丘陵一面に咲き誇っている。24、25日には隣接する道の駅神鍋高原で「水仙まつり」も開かれる。

冬季、スキー客でにぎわう神鍋山(標高469・5メートル)を春は「花の山」にしようと、栗栖野地区の人たちが5年前から育ててきた。区長の小田根厚芳さん(57)は「観光客にも参加してもらって栽培面積を増やしていきたい」と話している。

水仙まつりは、スイセンを見ながら音楽や神鍋の名産品などを楽しんでもらうもので2回目。24日午後2時から若手ボーカリスト・池田杏里さん(28)らのジャズコンサートがある。ランチバイキング(正午〜1時半)とセットで3500円。要予約。25日は駐車場にかしわもち、中華点心などの屋台が出る。問い合わせは同道の駅(0796・45・1331)。

◇観光振興と安全願い神事 玄さんも参加
豊岡市日高町栗栖野のプチゴルフ場管理棟で21日、神鍋高原開きの神事が行われ、観光客の安全と観光振興を祈った。

観光関係者約30人が参加し、神職の祝詞に続いて玉ぐしをささげた。同市の人気マスコット・玄さんも参加して記念のくす玉割りが行われた。

岡田和政・日高町観光協会長は「農村体験プログラムや休耕田を活用した特産品づくりなど、新たな観光資源の開発を行い、冬の減少分をカバーし、年間観光客100万人という目標を達成したい」と話していた。

◇29日は清滝溶岩流まつりとウォーク
豊岡市日高町山宮の清滝地区公民館前駐車場で29日午前9時半から「第9回清滝溶岩流まつり」が開かれる。また「神鍋溶岩流健康ウォーク」も同時開催される。

まつりは地元・清滝地区が開催。マスのつかみどり、景品付きもちまき、特産品販売や地元保育園児のダンスなどがある。同市日高総合支所地域振興係(0796・42・1111)。

「ウォーク」は午前9時半に同公民館をスタート。約2万年前に噴火した神鍋火山群から流出した溶岩が造り出した滝、淵(ふち)、溶岩瘤(りゅう)など多くの名勝・奇勝を見ながら歩く。5キロと10キロのコースがある。大人1000円、小中学生500円。要予約。神鍋観光協会(0796・45・0800)。
(毎日新聞)