バンクーバー五輪で注目を集めたのは“服装問題”だけ。結局、8位に終わったスノーボードの国母和宏(21)が、競技では雪辱を果たした。

20日のUSオープンで、97.17点をマークして優勝。賞金2000万円を手にしたのだ。バンクーバー金メダリストのショーン・ホワイトは出場しなかったが、銀メダルのピロイネン(フィンランド)や銅メダルのラゴ(米国)を抑え、堂々の頂点である。見掛け倒しではなく、ちゃんと実力もあることを証明した。

しかし、優勝後のコメントがいただけなかった。所属するプロスノーボーダー集団「セブン侍」のブログで、国母はこう喜びを表現したのだ。

〈Hahahahahahahahahahahahhaha!!!! やってやったぜ〉

〈気持ち良かったなー イっちまいそうだったぜ〉

彼に知性や品格を求める方が間違っているのかもしれない。服装を批判した日本のメディアやJOCの幹部を見返してやったというイキガリがミエミエだ。

プロスノーボーダーの世界では、実力さえあれば素行など度外視のようで、国母の収入はスポンサー契約だけで年間3000万円は下らないという。苦言を呈したところで、「ちっ、うっせーな」と言われるのがオチか。
(日刊ゲンダイ)