バンクーバー冬季五輪に中東レバノンから3人の選手が出場している。アルペンスキー女子大回転に出場するクリーヌ・ニェイム選手(25)は「砂漠とラクダだけの国じゃない」と、レバノンでもウィンタースポーツが盛んなことを知ってもらいたいと話している。

ニェイム選手は五輪会場のとある場所で、エレベーターで一緒になった別の国のコーチから出身国を聞かれ、レバノンと答えるとビックリして笑われたというエピソードを紹介。「中東のレバノンは砂漠とラクダの国と見られていて、誰も雪が降るとは思っていない」と続けた。

しかし、標高3000メートルを超える山々があり、雪質が良いことで知られるスキー場も多いという。レバノン五輪委員会によれば、スキーは人気の高いスポーツで、昨年は5万人が同国のスキー場を訪れたという。

レバノンでは1930年代からスキーが親しまれている。海岸沿いから20分でスキー場に到着でき、1日でビーチとスキーが楽しめる。

スキーが楽しめる時期は例年、12月中旬から4月上旬まで。スノーパウダーで、現在はスノーボードを楽しむ人々も増えている。ただ、今年は雪が少なく、シーズンは例年より早く終わりそうだ。
(CNN.co.jp)