米沢市営小野川スキー場の10年度廃止に向けて市教委は25日夜、3回目の住民説明会を地元の三沢コミュニティセンターで開いた。「小野川スキー場を存続させる会」の鈴木元会長が「スキー場廃止ではなく、あるべき姿を検討する場を設けるべきだ」と提案。市教委側は「廃止の方向性があり即答できないが、持ち帰り検討したい」と返答。同会と米沢スキー連盟の存続請願が市議会に出されたこともあり、従来の説明会での「廃止」一辺倒の態度を若干変えた。

住民約30人が詰めかけ、原邦雄教育長は「合流点を見つけたい」とあいさつした。しかし市教委が住民に示した過去2回の説明会の議事録は、市側の言い分が多く、住民側の「存続を求める」主張の重点が入っていないことで紛糾。存続させる会が「このまま議会などに出されれば住民の考えが伝わらない」と一問一答の議事録を提出。議会などに示す検討資料にすることを求めるなど「合流点」を見いだせる状態にはならなかった。
(毎日新聞)