毎日政経文化セミナー第194回例会が24日、さいたま市浦和区のさいたま商工会議所で開かれ、毎日新聞東京本社運動部の野村隆宏部長が「オリンピック招致の舞台裏」と題し、バンクーバー五輪のエピソードを交えながら講演した=写真。

野村部長は夏冬合わせて計7回の五輪を現地で取材した経験を持つ。スノーボードが長野五輪から導入された経緯について、米国のテレビ局やスポンサーの影響が大きかったという背景を説明。さらに、バンクーバー五輪で、ハーフパイプの日本代表の服装が指摘されたり、銅メダリストの米国人選手が不適切な行動から大会途中に帰国したことを紹介しながら、五輪が変質してきていることを解説した。

また、東京が再度、五輪招致に乗り出そうとしていることについては「前回、支持してくれなかった住民をその気にさせるような理念を作ることが重要だ」と指摘した。
(毎日新聞)