◇初五輪で準々決勝
第5日の17日(日本時間)、女子スノーボードクロスに土井奈津子(30)=札幌市=が出場した。土井は準々決勝で敗れたが、母校の札幌稲北高で教壇に立つ96年アトランタ五輪の重量挙げ代表・橘典人教諭(37)は「五輪の難しい舞台で結果を残したと思う」とねぎらった。

濃霧のため競技開始は2時間遅れ。降雨でバーンが硬くなり転倒選手が続出する中、土井は予選1回目で1分31秒23をマーク、決勝トーナメントに進出した。4人が同時滑走する準々決勝3組で3位と、準決勝に進出できる上位2人に残れなかったものの、初五輪で堂々の滑りをみせた。

橘教諭が五輪に出場したのは士別東高に教諭として赴任してから。練習量は大学時代から大幅に減ったが、周囲の理解もあって出場することができたという。それだけに「五輪出場は一人で果たせるものではない。お世話になった人の分まで滑りに生かしたと思う」とたたえ、今度は母校の先輩として「後輩に五輪の経験を伝えてほしい」と話していた。
(毎日新聞)