無念の棄権に涙ながらに質問に答える藤森由香=三室学撮影(読売新聞社)バンクーバー五輪第5日の16日、女子スノーボードクロスで前回7位の藤森由香が、戦わずして五輪の舞台を去った。

12日(日本時間13日)の公式練習で、ジャンプした際に強風にあおられて転倒、頭などを強打した。バンクーバー市内の病院に一晩入院。精密検査では異常はなかったが、この日の公式練習でコースを2本滑った後、めまいがひどくなった。スタート直前まで決断を待ったが、出場を断念せざるを得なかった。

「本人は最後まで出ようとしたが、受傷が頭だけにリスクが大きすぎる」と萩原文和監督。藤森は「出たい」と泣いて訴えたが、医師の説得に最後は納得したという。(読売新聞)