笑顔で公式練習に臨むスノーボード男子ハーフパイプの国母和宏。穏やかな表情で仲間と話すなどリラックスした様子(14日、バンクーバー) 【時事通信社】バンクーバー五輪、スノーボード・ハーフパイプ(HP)の公式練習が14日、当地のサイプレスマウンテンで始まり、男子の国母和宏(東海大)ら日本勢が調整した。

当地入りする際に国母が起こした服装問題による反響が残る中、間近に迫った本番に集中させたいとする萩原文和監督が、報道陣に取材の自粛を要望し、国母らは対応しなかった。

国母らは夕方に約1時間半、コースの感触を確かめた。久々の雪上練習とあって控えめな内容だったが、同選手は穏やかな表情で仲間と話すなどリラックスした様子。萩原監督は「そんなに暗さはないが、心の中までは分からない。使命として、できるだけの力を出さないといけないと思う」と語った。

服装が乱れたまま移動した国母にはその後の反省が見られないとして、所属する全日本スキー連盟が代表辞退を申し出る事態にまで発展。同監督は「日本から一人の選手のために来たわけじゃない。HPは若い選手も多いし、動揺を与えたくない」と、要望の意図を説明した。

HPは男子が17日、女子は18日に競技がある。
(時事通信)