旗手の岡崎選手を先頭に入場する日本選手団=増田教三撮影(読売新聞社)氷と光の祭典が晴れやかに幕を開けた。

12日(日本時間13日)、五輪史上初の屋内競技場「BCプレース」で催されたバンクーバー冬季五輪の開会式。日本選手団の旗手を務めるのは、5大会連続出場を果たした岡崎朋美選手(38)。選手団の先頭に立ち、こぼれるような笑顔で日の丸をなびかせた。開会式では、幻想的なオーロラや雪を出現させる華やかな演出も行われたが、リュージュ競技のグルジア代表選手が練習中に死亡する事故も起こり、17日間にわたる冬の祭典は悲しみも漂う異例の幕開けとなった。

日本選手団は歓声に包まれる中、43番目に登場。おそろいの白のジャンパーに身を包み、一人一人が日の丸やカナダの国旗を手に行進した。この日は選手団のうち72人が参加。スピードスケート女子代表で選手団最年少の高木美帆選手(15)ははにかむような笑顔を見せ、やや遠慮がちに両手の旗を振っていた。

フィギュア男子の織田信成選手(22)、カーリング女子の本橋麻里選手(23)らも笑みをたたえながら、会場に流れる音楽のリズムに合わせるように元気よく歩いた。

服装の乱れについて抗議が寄せられていたスノーボード男子ハーフパイプの国母(こくぼ)和宏選手(21)(東海大)の姿はなかった。
(読売新聞)