女子ハーフパイプ界の次代を担う新星の魅力は、世界と張り合えるエアの高さだ。

雪国とはいえない大津市育ちの19歳。スポーツ好きの両親にくっついて、小2からスノーボードを始めた。中学時代は陸上部。中2のとき、走り幅跳びで県大会7位に。学校のスポーツテストは、いつも1番だった。「両親とも運動神経が良いから、遺伝子を受け継いだのかも」

男子の世界王者・青野令の地元・愛媛にある屋内スノーボード施設「アクロス重信」に武者修行し、技を磨いた。

「車の免許を取ってからは大津から自分で運転して行ったんです。5時間ぐらい。めっちゃ疲れました」と笑う。

昨年1月の世界選手権8位。2月のカナダでのW杯で初の表彰台となる3位。3月の全日本選手権初優勝と急成長。今季出場したW杯では6位、4位。ともに日本人最高位で五輪切符をつかんだ。

「良菜(らな)」という名前が気に入っている。母が大好きな宮崎駿監督のアニメ「未来少年コナン」の登場人物ラナにちなんだという。

「名前の由来を聞いて、最初にアニメを見たときはなんか恥ずかしくて。でも、日本では珍しいし、外国人に覚えてもらいやすいのもいい」

バンクーバーで輝けば、「RANA」の知名度は一気に上がる。
(asahi.com)